Unityでオリジナルのゲームを作ってみる-Canvasの話-
この記事でわかること
・Unityの専門用語
・Unityのスクリプト
・Unityの無料テンプレートを弄る方法
この記事はこんな人向け
・Unityに興味がある方
・Unityのプログラムに興味がある人
・Unityでゲーム作りをしてみたいと思っている方
と、いうことで引き続きUnityのゲーム作りについて話していきます。
今回は【Canvas】で躓きやすいところとその対応策についてお話していきたいなぁと思います。
性懲りもなくまーたブロック崩しのお話になりますが、自分で思った通りのゲームを作りたいなーってなると、いちから作った方が効率が良かったりするので、いちから作るところについてお話したいなーって思います。
で、ブロック崩しの作り方に関してはいろーんなところがわかりやすーく解説してくれているのでここでは色々と割愛したい気持ちであります。
知りたい方はGoogleで「ブロック崩し Unity 作り方」で検索してみてください。
じゃあ何を話すかっていうと、わかりやすくブロック崩しについて書かれているところはあれど、オリジナリティを出そうとしたら途端に躓いてしまう部分がいくつもあるということについてお話します。
それはなぜか?
答えは……わかりやすいオリジナリティを表現しようと思ったら[Canvas]を弄ることが多いからです。
【Canvas】
ボタンとか画像とか文字とか使用するときに使用するので使わないわけにはいかないのですが、扱いがめちゃくちゃ難しいのです。
こいつには幾度も辛酸をなめさせられました。
今でも舐めさせられていますが、こいつを触るときの注意点なんかをお伝え出来たらいいなぁと思う所存があります。
気にしてほしいところ、わからなくなったときの対処法みたいなのが皆様のお役に立てばいいなぁと思います。
では、【Canvas】のチェック項目についてお話です。
チェックポイントは3つあります。
- レンダーモードについて
- レンダーカメラについて
- キャンバスサイズについて
です!順番に見ていきましょう。
レンダーモードについて
困ったらとにかく▽ボタンを押してもらって「スクリーンスペースカメラ」を選択していただくのが無難と思います。
映したい画面をどうやって映すかの問題で、手っ取り早い設定は上記の通りにしていただくことです。なぜこの方法が良いかというと、わかりやすいからという他ありませんね。
他のレンダーモードにするとどこに置いてもキャンバスが映し出してしまったり、逆にゲームをプレイするとどこかへ消えてしまって映らないということが多いです。
しっかり使い込んでから出ないと応用が利かないと思うので上記以外を試す場合はしっかりと下調べしてから行うのが良いと思われます。
レンダーカメラについて
これも、かなり凝っていてカメラが複数あるゲームでなければまぁ1SCENEに1Cameraだと思うので、そのカメラをドラッグ&ドロップするのが基本です。
複数カメラを作って色々視点を操作するゲームを作られる場合はかなり大変ですので、1SCENEに1Cameraを崩さない方が理想と思われます。
キャンバスサイズについて
キャンバスサイズに関してですが、ここを弄ることが基本的にできません。なぜかというといったん弄ると元に戻すのが難しいです。
いやまぁ、Ctrl+zで元にはある程度戻せますが、1回や2回弄った程度ではすぐに変わらず、大きく変わったころにはだいぶ前までさかのぼらないと元に戻れない的なことが多いというのが私的な意見です。
ただ、キャンバスサイズ上でしか、画像やボタン、文字は配置できません。大きな画像はいったん小さくして配置する、または大きなキャンパスに変えておくという方法しかないということですね。
で、キャンバスサイズなど弄ってしまってどこかへ消えてしまったという場合、非常に非常に便利な機能が2つ、Unityにはございます。
- 2Dボタン
- [Hierarchy]→[Canvas]をダブルクリック
これらですぐに探していたオブジェクト([Canvas])にたどり着くことができます。
意外と、2Dボタンをはずして3D空間で見ることは2Dゲームでも有効です。
どこかへ消えてしまったオブジェクト探しだけでなく、ちょっとした重なりなんかも見つけることがあったりします。
もちろん、逆に2Dボタンを押して3D空間に戻った方が見にくいという場合もあるので2Dボタンを押さずに[Hierarchy]から任意のオブジェクトをダブルクリックするのも手段です。
やりやすい方を選択してみてください。
それでは本日はここまでとします!
よいUnityライフを!