makeagame’s blog

UnityとVroidに関する情報を掲載しています。

UnityでVRoidキャラクターを動かしてみた①

このブログはこんな方向け!

・Unity辞めたって人

・Unityやってみたいって人

・ゲーム作りに興味がある人

 

この記事でわかること

・unityでVRoidキャラクターを入れる方法

・VRoidキャラクターの動かし方

・動きの編集について

 

 

アニメのような3Dキャラクターを手軽に!無料で!簡単に作れちゃうVRoidですが、それをゲームで動かせるかもしれないと考えると、楽しくなりそうです!また、背景で簡単なモーションをモブキャラがしていたら、それだけで少しクオリティがアップしそうです。

 

でも実際に動かすのって出来るの?難しくないの?

と思うかもしれません。

 

実際に動かすことが可能です!

ものの数十分で出来たりします!

 

その手順についてご説明しますね!

 

全体の流れはこんな感じです。

  1. VRoidデータを読み込もう!
  2. mixamoからFBXデータをダウンロードしよう!
  3. FBXデータをUnityに取り込もう!
  4. アニメーターを設定しよう!
  5. FBX同士を繋げてみよう!
  6. 背景を設定してみよう!

 

今回は1-3について説明しますね!

 

■VRoidをunityに読み込もう!

さっそく、VRoidで作ったキャラクターをUnity内で読み込んでみましょう。

ですがそのままUnityで読み込むことは出来ません。

準備が必要となります。

それがこちら!『UniVRM』

 

これをインストールする必要があります。

Unityのインストールはマイアセットなどが主流ですが、これはそんなに手間がかかるものではありません。

こちらのURLからDownloadの横の青い文字のボタンを押すだけです。

するとVRM-0.107.2(2023年1月現在)ファイルがDLされています。

これをダブルクリックしてインストールボタンを押すだけです!

 

VRMキャラクターをUnityに入れてみよう

Unityを開いて、プロジェクト欄にあるAssetsの中にドラック&ドロップします。

すると、Prefab化したデータが生成されるので、それをHierarchyやSpaceにドラック&ドロップすることでUnity内で動かすことが出来るようになります。

読み込めていない場合は、VRMデータをクリックしてInspectorを見てください。

タブが3つあり、Model,Materials,Vrmがあると思います。

そのうちModelを選択し、Migrate To Vrm1 にチェックを入れてApply(適用)をクリックします。すると、プレハブのように動かせるようになると思います。

 

■MixamoからFBXデータをダウンロードしよう

続いて動いてほしいモーションデータのダウンロードです。

Mixamoというサイトがあります。

これはモーションデータをたくさんあるAdobeが運営しているサイトだそうです!

 

〇まずはサインイン

私はGoogleとの連携でログインしました。

するとこういうページになります。

左上の虫眼鏡マークのところが検索欄で、ここにキーワードを入れてモーションを探します。

walk とか jump とかですね! Danceもありますが、盆踊り的なイメージを持っていただけると良いですね。全部見たわけじゃないですが、すぐMMDで活用できる!というのはなさそうです。

 

1つ選んだら下図のような感じになります。

このモーションだと5つのパラメーターを操作できそうですね。

色々弄ってみると面白いですね。

例えばこの欄の上の[Enthusiasm]ここを0にすると左右前後の範囲が狭まり、100にすると範囲が広くなります。

[Mood]だと顔の向きなどが変わりますね。

[Overdrive]の値は全体スピードと考えても差し支えなさそうです。

などなど、気に入ったパラメーターにしてダウンロードすることが出来ます。

 

■FBXデータをUnityに取り組んで設定

Unityでは特に何もせずともFBXデータを読み込んでくれます。

ただし、VRMデータにモーションを当てる時は注意が必要です。

モーションデータの設定を弄る必要があるからです。

方法は簡単です。

モーションデータを選択して、Inspectorを見ます。

そして下のRigタブをクリックしてもらい、アニメーションタイプをヒューマノイドに選択してもらいます。

 

そうすることで、Prefab化したVRMのキャラクターでもFBXのモーションデータでモーション通りに動かすことが出来るようになります。

 

そして次がアニメーションですが、今回はここまでとしますね。

次回は続き、アニメーターの設定です。

少しでも参考になれば幸いです。それでは!